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仮想ディスク

Dell OpenManage™ Server Administrator Storage Management ユーザーズガイド

  仮想ディスクを作成する前の注意事項

  仮想ディスクの作成

  仮想ディスクの再設定 / 移行

  仮想ディスクの再設定用の開始およびターゲット RAID レベル

  冗長仮想ディスクの整合性の維持

  冗長情報の再構成

  仮想ディスクプロパティおよびタスク

  仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード(手順 1/2)

  仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード(手順 2/2)

  仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 1/4)

  仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 2/4)

  仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 3/4)

  仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 4/4)

  仮想ディスクタスク:再設定(手順 1/3)

  仮想ディスクタスク:再設定(手順 2/3)

  仮想ディスクタスク:再設定(手順 3/3)

  フォーマットおよび初期化:低速および高速初期化

  仮想ディスクタスク:削除

  仮想ディスクタスク:名前の変更

  仮想ディスクタスク:ポリシーの変更

  ミラー分割

  ミラー解除

  専用ホットスペアの割り当てと割り当て解除

RAID 機能を実装するためには RAID コントローラで仮想ディスクを作成する必要があります。仮想ディスクは、1 つまたはそれ以上の物理ディスクから RAID コントローラによって作成されたストレージを指します。仮想ディスクはいくつもの物理ディスクから作成されることがありますが、オペレーティングシステムはこれを 1 つのディスクとして認識します。使用された RAID レベルによって、仮想ディスクはディスクエラーが起きた場合や特定のパフォーマンスアトリビュートがあった場合に冗長データを保持することがあります。詳細は、「RAID の概念についての理解」を参照してください。

メモ:仮想ディスクは RAID コントローラでのみ作成できます。

仮想ディスクを作成する前の注意事項

異なるコントローラには、仮想ディスクの実装方法に特徴があります。これらの特徴には、ディスク領域の使用方法、コントローラごとの仮想ディスク数などが挙げられます。仮想ディスクをコントローラに作成する前にこれらの特徴について理解しておくと便利です。

次の項目では、仮想ディスクに適用されるコントローラに情報について説明します。

メモ:このオンラインヘルプに加えて、コントローラに付属しているハードウェアのマニュアルも確認されることをお勧めします。このオンラインヘルプとともにハードウェアのマニュアルを読むことで、コントローラの制限についてより深く理解を得る助けとすることができます。

PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、4e/Si、4e/Di、CERC ATA100/4ch、PERC 5/E、PERC 5/i、および SAS 5/iR コントローラの仮想ディスクに関する注意事項

本項で説明した注意事項に加えて、「仮想ディスクに対する物理ディスク数」に記載のコントローラ制限についても注意してください。

仮想ディスクを作成する際は次の注意事項に留意してください。

PERC 3/Si、3/Di、CERC SATA1.5/6ch、および CERC SATA1.5/2s コントローラの仮想ディスクに関する注意事項

PERC 3/Si、3/Di、CERC SATA1.5/6ch、または CERC SATA1.5/2s コントローラで仮想ディスクを作成する場合、物理ディスクを選択することでホットスペアが仮想ディスクをどれだけ効率的に再構成できるかを示します。詳細は、「 ホットスペアについての理解」「PERC 3/Si、3/Di、および CERC SATA1.5/6ch コントローラでのホットスペアに関する注意事項」を参照してください。

関連情報については、「物理ディスクが冗長と非冗長仮想ディスクで共有される際の PERC 3/Si、3/Di、CERC SATA1.5/6ch、および CERC SATA1.5/2s コントローラに関する注意事項」を参照してください。

PERC 3/Si、3/Di、CERC SATA1.5/6ch および CERC SATA1.5/2s コントローラで連結仮想ディスクを使う際の 1 つの物理ディスク制限の例外

Storage Management [仮想ディスクの作成] ウィザードを使用した場合、連結仮想ディスクを作成するのに 1 つの物理ディスクのみを使用できます。仮想ディスクの作成ウィザードでは、仮想ディスクを RAID 1 ミラーに再設定した場合、連結仮想ディスクをデータ損失から保護するためにこの制限を適用します。(再設定シナリオ事例は、「仮想ディスクの再設定用の開始およびターゲット RAID レベル」を参照してください。)

ただし、複数の物理ディスクを使用して連結仮想ディスクを作成できる状況が他にあります。たとえば、4 つ以上の物理ディスクを持つ RAID 1 連結仮想ディスクで、「ミラー分割」または「ミラー解除」を実行した場合、その結果生じる連結仮想ディスクには 2 つ以上の物理ディスクができます。分割またはミラー解除した場合の RAID 1 連結仮想ディスクについての説明は、「ミラー分割」および「ミラー解除」の項を参照してください。

コントローラ BIOS を使用している場合、複数の物理ディスクを使用して連結仮想ディスクを作成することができます。

Linux 用仮想ディスク注意事項

Linux オペレーティングシステムのバージョンによって、仮想ディスクサイズ 1TB に制限されます。1TB 以上の仮想ディスクの作成する前に、オペレーティングシステムでサポートされている仮想ディスクサイズを確認してください。オペレーティングシステムのバージョンによって実装するアップデートおよび変更するサポートが異なります。さらに、仮想ディスクをサポートするデバイスの容量がが 1TB 以上あるか調べてください。詳細は、See your オペレーティングシステムおよびデバイス マニュアルを参照してください。

仮想ディスクに対する物理ディスク数

仮想ディスクに含める物理ディスク数には制限があります。これらの制限はコントローラによって異なります。仮想ディスクを作成する場合、コントローラでは一定数のストライプとスパン(物理ディスクのストレージを組み合わせる方法)がサポートされます。合計のストライプとスパンが制限されているため、使用できる物理ディスク数も限られています。ストライプとスパンの制限によって、連結と RAID レベルの可能性は次のように影響を受けます。

RAID 50 の場合、他の RAID レベルで使用できる以上の数の物理ディスクを使用することができます。ただしコントローラのコネクタ数は、 RAID 50 を使用したときに仮想ディスクに含める物理ディスク数に制限を与えます。これは限られた数の物理ディスクしか物理的にコントローラに接続できない理由によります。

仮想ディスク当たりにコントローラがサポートする物理ディスク数の情報については、「付録:対応機能」のコントローラの仮想ディスクの仕様を参照してください。

コントローラに対する仮想ディスクの最大数

コントローラには、コントローラに作成できる仮想ディスクの数に制限があります。コントローラがサポートする仮想ディスク数の情報については、「付録:対応機能」のコントローラの仮想ディスクの仕様を参照してください。

仮想ディスクの最大サイズの計算および仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード

仮想ディスク作成の簡易設定ウィザードには、仮想ディスクサイズの最大 / 最小値が表示されます。本項では、仮想ディスクの最大サイズがコントローラの種類に基づいて計算される方法について説明しています。コントローラの種類を識別するには、「RAID コントローラ技術: SCSI、SATA、ATA、および SAS」を参照してください。

SCSI、CERC SATA、および CERC ATA RAID コントローラ

SCSI、CERC SATA、または CERC ATA RAID コントローラを使用する場合、コントローラは選択した RAID レベルとコントローラに接続されたすべての物理ディスクが提供する物理ディスクの空き容量に基づいて、仮想ディスクの最大サイズを計算します。たとえば、コントローラに空き容量のある 12 台の物理ディスクが含まれており RAID 5 が指定されている場合は、12 台すべての物理ディスクが提供する空き容量に基づいて仮想ディスクの最大サイズを計算します。これは、12 個の物理ディスクをすべて RAID 5 に含むことができるためです。

SAS RAID コントローラ

SAS コントローラを使用する場合、コントローラは選択した RAID レベルの作成に必要な最小数の物理ディスクによって提供される最大空きディスク容量に基づいて、仮想ディスクの最大サイズを計算します。たとえば、 RAID 5 を指定した場合は、3 つの物理ディスクに基づいて最大仮想ディスクサイズを計算します。これは、仮想ディスク数が 3 つあれば RAID 5 を作成できるためです。

チャネル冗長仮想ディスク

仮想ディスクを作成する場合、異なるチャネルに接続されているディスクを使ってチャネルの冗長性を実装することができます。この設定は、サーマルシャットダウンの対象となっているエンクロージャ内にあるディスクに使用することができます。詳細は次の項目を参照してください。

メモ:チャネルの冗長性は、複数のチャネルを持ち、外部ディスクエンクロージャに取り付けられたコントローラのみに適用されます。

仮想ディスクの作成

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

RAID 機能を実装するには、仮想ディスクを作成する必要があります。仮想ディスクは、1 つまたはそれ以上の物理ディスクから RAID コントローラによって作成されたストレージを指します。仮想ディスクはいくつもの物理ディスクから作成されることがありますが、オペレーティングシステムはこれを 1 つのディスクとして認識します。詳細は、「RAID とは?」を参照してください。

仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の注意事項」を参照してください。

Storage Management は仮想ディスクを作成するウィザードを提供します。

次の関連項目も参照してください。

仮想ディスクの再設定 / 移行

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

ディスク容量を増やすため、または RAID レベルを変更するために仮想ディスクを再設定したり移行することができます。

仮想ディスクを再設定するには次のようにします。

  1. 「仮想ディスクの再設定用の開始およびターゲット RAID レベル」に記載された情報を確認します。

  2. 仮想ディスクがツリー表示にあるコントローラを見つけます。仮想ディスクオブジェクトが表示されるまでコントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスクのドロップダウンメニューから 再設定 タスクを選択し、実行 をクリックします。

  4. 再設定ウィザードを使用して、再設定 タスクを行います。詳細は、「仮想ディスクタスク:再設定(手順 1/ 3)」を参照してください。

仮想ディスクの再設定用の開始およびターゲット RAID レベル

仮想ディスクを作成したら、仮想ディスクを再設定できるかどうかは、コントローラ、 RAID レベル、および使用可能な物理ディスクによります。次の表では、仮想ディスクを再設定する場合に想定できるシナリオについて説明します。RAID レベルの詳細については、「RAID レベルと連結の選択」を参照してください。

仮想ディスクの再設定

コントローラ

開始 RAID レベル

ターゲット RAID レベル

コメント

PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、PERC 4/DC、PERC 4e/DC、4/Di、4e/Si、PERC 4e/Di、CERC ATA100/4ch、PERC 5/E、PERC 5/i、および SAS 5/iR

RAID 0

RAID 0

少なくとも 1 つのディスクを追加します。

PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、PERC 4/DC、PERC 4e/DC、4/Di、4e/Si、PERC 4e/Di、CERC ATA100/4ch、PERC 5/E、PERC 5/i、および SAS 5/iR

RAID 0(単一のディスク上)

RAID 1

ディスクを 1 つ追加

PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、4e/Si、PERC 4e/Di、CERC ATA100/4ch、PERC 5/E、PERC 5/i、および SAS 5/iR

RAID 0

RAID 5

少なくとも 1 つのディスクを追加します。

PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、PERC 4/DC、PERC 4e/DC、4/Di、4e/Si、PERC 4e/Di、CERC ATA100/4ch、PERC 5/E、PERC 5/i、および SAS 5/iR

RAID 1

RAID 0

追加ディスクの追加あり、またはなし

RAID 1

RAID 5

追加ディスクの追加

RAID 5

RAID 0

追加ディスクの追加あり、またはなし

 

RAID 5

RAID 5

追加ディスクの追加

PERC 4/IM

なし

なし

なし

PERC 3/Si および 3/Di

連結

RAID 1

ターゲット RAID レベルに必要な最小物理ディスク数が利用可能である必要があります。

RAID 0

RAID 0、 RAID 5、 RAID 10、 RAID 1-連結

RAID 1

RAID 0、 RAID 1、 RAID 5、 RAID 10、 RAID 1-連結

RAID 5

RAID 0、 RAID 5、 RAID 10

RAID 10

RAID 0、 RAID 5、 RAID 10

RAID 1-連結

RAID 1-連結

CERC SATA1.5/6ch

連結

RAID 1

ターゲット RAID レベルに必要な最小物理ディスク数が利用可能である必要があります。

 

詳細は、「PERC 3/Si、3/Di、CERC SATA1.5/6ch および CERC SATA1.5/2s コントローラで連結仮想ディスクを再設定する際の例外」を参照してください。

 

RAID 0

RAID 0、 RAID 5、RAID 10

 

RAID 1

RAID 0、 RAID 1、 RAID 5、 RAID 10

 

RAID 5

RAID 0、 RAID 5、 RAID 10

 

RAID 10

RAID 0、 RAID 5、 RAID 10

 

CERC SATA1.5/2s

なし

なし

なし

PERC 3/Si、3/Di、CERC SATA1.5/6ch および CERC SATA1.5/2s コントローラで連結仮想ディスクを再設定する際の例外

RAID 1 連結仮想ディスクで「ミラー分割」または「ミラー解除」を行うことにより、連結仮想ディスクを作成することができます。ただし、一度作成した連結仮想ディスクは、それ以上変更することができません。できあがった連結仮想ディスクを再設定したりディスクを追加することはできません。

冗長仮想ディスクの整合性の維持

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

仮想ディスクの 整合性チェック タスクを行うと、冗長(パリティ)情報の正確さが確認されます。このタスクは冗長仮想ディスクにのみ適用されます。必要であれば 整合性チェック タスクで冗長データが再構成されます。

仮想ディスクの冗長性情報を確認するには、次のようにします。

  1. 仮想ディスクがツリー表示にあるコントローラを見つけます。仮想ディスクオブジェクトが表示されるまでコントローラオブジェクトを展開します。

  2. 仮想ディスクのドロップダウンメニューから 整合性チェック タスクを選択し、実行 をクリックします。

冗長情報の再構成

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

冗長の仮想ディスクがあると、エラーのあった物理ディスクの内容を新しいディスクまたはホットスペアに再構成できます。再構成は通常の操作中に行うことができますがパフォーマンスが低下します。ディスクの再構成に関する情報として次の項目が参考になります。

仮想ディスクプロパティおよびタスク

このウィンドウを使用すると、仮想ディスクについての情報を表示して仮想ディスクのタスクを実行できます。

仮想ディスクのプロパティ

仮想ディスクのプロパティは、コントローラのモデルによって異なります。仮想ディスクには次のプロパティが含まれることがあります。

プロパティ

定義

状態

 

これらのアイコンはストレージコンポーネントの重大度、または正常性を示します。詳細は、「ストレージコンポーネントの重大度」を参照してください。

名前

このプロパティには仮想ディスク名が表示されます。

状況

このプロパティには仮想ディスクの現在の状態が表示されます。使用可能な値には次のようなものがあります。

準備完了 — 仮想ディスクは正常に機能しています。

低下 — 冗長仮想ディスクの物理ディスクはオンラインになっていません。

再同期中 — 整合性チェックが仮想ディスクで実行されています。

PERC 3/Si、3/Di および CERC SATA1.5/6ch コントローラでは、連結仮想ディスクを RAID 1 に再設定すると、連結仮想ディスクが再同期中状態になることがあります。再同期中に仮想ディスクで 「整合性チェックのキャンセル」 を実行すると、仮想ディスクが失敗した冗長性状態になります。詳細は、「PERC 3/Si、3/Di および CERC SATA1.5/6ch コントローラで RAID 1 再設定に連結する際の注意事項」を参照してください。

再同期の一時停止 — 仮想ディスクの整合性チェックは一時停止しています。

再生成中 — 仮想ディスクの物理ディスクを再構成しています。

再構築中 — 仮想ディスクの設定が変更されました。仮想ディスクに含まれる物理ディスクが変更されて新しい設定をサポートするようになりました。

失敗 — 仮想ディスクの 1 つまたはそれ以上のコンポーネントで障害が発生したため、機能を停止しました。

 

失敗した冗長性 — この状況は、仮想ディスクの初期整合性チェックがキャンセルまたは正しく機能しなかった場合に表示されます。RAID 1、 RAID 10 または RAID 1-連結仮想ディスクで物理ディスクエラーが発生する場合にも、この状況が表示されることがあります。さらに、他の原因でディスクに関連した障害になる場合や、ファームウェアが仮想ディスクに失敗した冗長性状況を表示する原因があります。仮想ディスクが [失敗した冗長性] 状況にある時に、「整合性チェック」を実行すると仮想ディスクを準備完了の状況に戻せる場合があります。この状況は、PERC 3/Si、3/Di、および CERC SATA1.5/6ch、および CERC SATA 1.5/2s コントローラの仮想ディスクにのみ適用されます。

 

バックグラウンドの初期化 — バックグラウンドの初期化が仮想ディスクで実行されています。

フォーマット中 — 仮想ディスクはフォーマット中です。フォーマットは、PERC 3/Si、3/Di、および CERC SATA1.5/6ch コントローラに適用します。詳細は、「フォーマットおよび初期化:低速および高速初期化」を参照してください。

初期化中 — 仮想ディスクは初期化中です。初期化は PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、4e/Si、4e/Di、および CERC ATA100/4ch コントローラに適用されます。詳細は、「フォーマットおよび初期化:低速および高速初期化」を参照してください。

メモ:コントローラによっては、コントローラが I/O 操作を実行するまで仮想 ディスクの状態はアップデートされません。詳細は、「物理ディスクの状態変更を検出するための I/O および再起動要件」を参照してください。

レイアウト

RAID レベルが表示されます。

サイズ

仮想ディスクの全容量が表示されます。

仮想ディスクサイズの算出アルゴリズムでは、0.005 以下を切り捨てて 0.00 に、0.006〜0.009 を切り上げて 0.01 にします。たとえば、819.725 という仮想ディスクサイズは、切り捨てられて 819.72 となります。819.726 という仮想ディスクサイズは、切り上げられて 819.73 になります。

デバイス名

このプロパティには、このオブジェクトのオペレーティングシステムデバイス名が表示されます。

種類

このプロパティには、仮想ディスクに含まれる物理ディスクの技術を表示します。使用可能な値には次のようなものがあります。

SCSI — 小型コンピュータシステムインタフェース

SAS — シリアル接続の SCSI

SATA — シリアルアドバンス技術付属 (ATA)

読み取りポリシー

コントローラがこの仮想ディスクに使用している読み取りポリシーが表示されます。詳細は、「RAID コントローラの読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシー」を参照してください。

書き込みポリシー

コントローラがこの仮想ディスクに使用している書き込みポリシーが表示されます。詳細は、「RAID コントローラの読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシー」を参照してください。

キャッシュポリシー

コントローラがこの仮想ディスクに使用しているキャッシュポリシーが表示されます。詳細は、「RAID コントローラの読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシー」を参照してください。

ストライプサイズ

仮想ディスクのストライプサイズが表示されます。

仮想ディスクタスク

仮想ディスクのドロップダウンメニュータスクを実行するには、次の操作を行います。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. 使用できるタスク ドロップダウンメニューからタスクを選択します。

  5. 実行 をクリックします。

メモ:異なるコントローラで異なる機能がサポートされています。このため、タスクドロップダウンメニューに表示されるタスクが、ツリー表示で選択されたコントローラによって異なることがあります。コントローラやシステムの設定による制限のためタスクが 実行できない場合は、タスクのドロップダウンメニューに [タスクなし] と 表示されます。

仮想ディスクのドロップダウンメニュータスク

再設定

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

再設定 タスクを使用して仮想ディスクのプロパティを変更します。たとえばこのタスクを使用して物理ディスクを追加したり RAID レベルを変更することができます。詳細は、「仮想ディスクタスク:再設定(手順 1/ 3)」を参照してください。

フォーマット初期化、低速および高速初期化

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

フォーマット初期化低速初期化 または 高速初期化 タスクを使用して仮想ディスク上のファイルシステムの移動とファイルの消去をします。一部のコントローラでは、使用する前に仮想ディスクを初期化する必要があります。詳細は、「フォーマットおよび初期化:低速および高速初期化」を参照してください。

フォーマットのキャンセルまたは初期化

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

フォーマットのキャンセル または 初期化のキャンセル タスクを使用して、進行中の仮想ディスクのフォーマットまたは初期化のキャンセルします。仮想ディスクのフォーマットまたは初期化に関する詳細は、「フォーマットおよび初期化:低速および高速初期化」を参照してください。

メモ:[初期化のキャンセル] タスクは PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、4e/Si、 4e/Di、および CERC ATA100/4ch コントローラにのみ適用されます。

バックグラウンドの初期化のキャンセル

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、4e/Si、および 4e/Di コントローラでは、冗長仮想ディスクのバックグラウンドの初期化は仮想ディスクが作成された後で自動的に開始されます。初期化はバックグラウンドで実行されるため、初期化の実行中に他の処理を続行することができます。

冗長仮想ディスクのバックグラウンドの初期化によって、仮想ディスクはパリティ情報を収集し、書き込みパフォーマンスを改善します。バックグラウンドの初期化は最後まで完全に終了する必要があります。もちろん、バックグラウンドの初期化をキャンセルすることもできます。キャンセルすると、コントローラが後でバックグラウンドの初期化を再開します。詳細は、「PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、4e/Si および 4e/Di コントローラでのバックグラウンドの初期化」を参照してください。

仮想ディスクの初期化をキャンセルするには、[バックグラウンドの初期化のキャンセル] を使用します。

メモ: PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、 4e/Si、および 4e/Di コントローラでは、コントローラファームウェアは再構成率設定を使用してバックグラウンドの初期化タスクのシステムリソース割り当てを制御します。詳細は、「再構成率の設定」を参照してください。

無効セグメントの復元

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

無効セグメントの復元 タスクを使って、破損した RAID-5 仮想ディスクからデータを復元します。無効セグメントの復元 タスクでは、 RAID-5 仮想ディスクに含まれた物理ディスクの破損した部分からデータを再構築とします。無効セグメントの復元 タスクでは、パリティまたは冗長情報を使って、失ったデータを再構成します。このタスクを使っても、常に喪失したデータを回復できるとは限りません。

削除

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

削除 タスクを使用すると、仮想ディスクのすべてのデータが破棄されます。詳細は、「仮想ディスクタスク:削除」を参照してください。

専用ホットスペアの割り当てと割り当て解除

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

専用ホットスペアの割り当て タスクを使って、ディスクを単一の仮想ディスクのバックアップとして割り当てます。詳細は、「専用ホットスペアの割り当てと割り当て解除」を参照してください。

整合性チェック

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

整合性チェック タスクを使用すると、冗長(パリティ)情報の正確さを確認できます。このタスクは冗長仮想ディスクにのみ適用されます。必要であれば 整合性チェック タスクで冗長データが再構成されます。仮想ディスクが [失敗した冗長性] 状況にある場合は、整合性チェックを実行すると仮想ディスクを [準備完了] の状況に戻せる場合があります。

メモ: PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、 4e/Si、4e/Di、および CERC ATA100/4ch コントローラでは、コントローラファームウェアが再構成率設定を使って [整合性チェック] タスクにかかるシステムリソースの割り当てを制御します。詳細は、「再構成率の設定」を参照してください。

整合性チェックのキャンセル

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

進行中の整合性チェック操作を停止するには、整合性チェックのキャンセル タスクを使用します。

メモ: PERC 3/Si、3/Di および CERC SATA1.5/6ch コントローラでは、連結仮想ディスクを RAID 1 に再設定すると、連結仮想ディスクが再同期中状態になることがあります。再同期中に仮想ディスクで「整合性チェックの一時停止」または 「整合性チェックのキャンセル」を実行すると、仮想ディスクが失敗した冗長性状態になります。詳細は、「PERC 3/Si、3/Di および CERC SATA1.5/6ch コントローラで RAID 1 再設定に連結する際の注意事項」を参照してください。

整合性チェックの一時停止

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

整合性チェックの一時停止 タスクを使って、進行中の整合性チェックを一時停止します。

メモ:[合性チェックの一時停止] クは、仮想ディスクの状況プロパティをただちに再同期の一時停止にアップデートします。進行プロパティは最大 3 秒まで増分を続行することがあります。この時間の遅延は、ポーリングタスクがタスク情報をTクエリして表示をアップデートするのに最大 3 秒かかることがあるために発生します。
メモ: PERC 3/Si、3/Di および CERC SATA1.5/6ch コントローラでは、連結仮想ディスクを RAID 1 に再設定すると、連結仮想ディスクが再同期中状態になることがあります。再同期中に仮想ディスクで「整合性チェックの一時停止」または 「整合性チェックのキャンセル」を実行すると、仮想ディスクが失敗した冗長性状態になります。詳細は、「PERC 3/Si、3/Di および CERC SATA1.5/6ch コントローラで RAID 1 再設定に連結する際の注意事項」を参照してください。

整合性チェックの再開

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

整合性チェックの再開 タスクを使って、一時停止後に整合性チェックを再開します。

点滅および点滅解除

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

点滅 および 点滅解除 タスクを使うと、仮想ディスクに含まれる物理ディスクのライトを点滅させたりさせなかったりすることができます。詳細は、「点滅および点滅解除」を参照してください。

名前の変更

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

名前の変更 タスクを使用すると仮想ディスクの名前を変更できます。詳細は、「仮想ディスクタスク:名前の変更」を参照してください。

メモ: CERC SATA1.5/2s コントローラで、連結仮想ディスクのディフォルト名を変更することはできません。
メモ:仮想ディスクの名前を変更すると、アラート 2159 が生成されます。PERC 3/Si、3/Di、 CERC SATA1.5/6ch および CERC SATA1.5/2s コントローラでは、アラート 2159 に新規仮想ディスクの名前が示されます。PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、 4/DC、4e/DC、4/Di、4/IM、4e/Si、4e/Di、および CERC ATA100/4ch コントローラでは、アラート 2159 での仮想ディスク名が表示されます。

再構成のキャンセル

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

再構成のキャンセル タスクを使用して進行中の再構成をキャンセルすることができます。

ポリシーの変更

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

ポリシーの変更 タスクを使用すると、仮想ディスクの読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシーを変更できます。ッ選択されたように、仮想ディスクに読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシーを適応し変更します。このタスクは、コントローラ上のすべての仮想ディスクにポリシーの変更しません。詳細は、「RAID コントローラの読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシー」を参照してください。

仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード(手順 1/2)

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード は使用できる領域とコントローラに関する注意事項に基づいて正しい仮想ディスク設定を計算します。簡易設定ウィザードを使用した場合、仮想ディスクの RAID レベルとサイズを選択します。ウィザードではお使いの RAID とサイズ選択に合った推奨ディスク設定を選択します。

仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の注意事項」を参照してください。また、「RAID レベルと連結の選択」も確認しておいてください。

仮想ディスク設定で自分で設定を行う場合は、詳細設定ウィザードへ進む をクリックします。

仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード(手順 1/2)

  1. 正しい RAID レベルを選択するにはラジオボタンをクリックします。

  2. 名前 テキストボックスに仮想ディスクの名前を入力します。

仮想ディスク名には、英数字文字、スペース、ダッシュ、および下線のみを使用できます。名前の最大の長さはコントローラによって異なります。ほとんどの場合、15 文字が最大の長さになります。また、名前はスペースで始まることも、終わることもできません。

仮想ディスクにはそれぞれ固有の名前を指定するようお勧めします。同じ名前の 仮想ディスクがあると、アラートが生成された際に、どのディスクかの 見分けがつきにくくなります。

メモ: CERC SATA1.5/2s コントローラでは、連結仮想ディスクに名前を指定することはできません。連結仮想ディスクはディフォルト名で作成されます。
  1. サイズ テキストボックスに仮想ディスクのサイズを入力します。仮想ディスクのサイズは、サイズ テキストボックスの最小値と最大値の間の範囲である必要があります。仮想ディスクの最大サイズの計算方法については、「仮想ディスクの最大サイズの計算および仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード」を参照してください。

場合によっては、仮想ディスクのサイズは指定したサイズよりも多少大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザードで仮想ディスクのサイズが大きくなると、物理ディスクの使用できない容量部分が作られてしまう状況を避ける事ができます。

メモ: CERC SATA1.5/2s コントローラまたはクラスタ構成にあるコントローラに仮想ディスクを作成する場合、最大仮想ディスクサイズを指定する必要があります。
  1. 続行 をクリックして次の画面に移るか ウィザードの終了 をクリックしてキャンセルします。

Storage Management からこのタスクを検出するには次のようにします。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. 仮想ディスクウィザードの作成に進む をクリックします。

仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード(手順 2/2)

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

この画面には、作成中の仮想ディスクのアトリビュートが表示されます。「仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード(手順 1/2)」で選択された内容が画面に表示されます。簡易設定ウィザードが選択した物理ディスクも画面に表示されます。

次の操作の 1 つを実行します。

仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 1/4)

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード を使うと、仮想ディスクの読み取り、書き込み、キャッシュポリシーを指定できます。使用する物理ディスクとコントローラコネクタを選択できます。詳細設定ウィザードを使用するには、 RAID レベルとハードウェアについて詳しい知識を要します。

仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の注意事項」を参照してください。また、「RAID レベルと連結の選択」も確認しておいてください。

ウィザードで推奨仮想ディスク設定を使用する場合は、簡易設定ウィザードへ進む をクリックします。

仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード:手順 1/4

  1. 正しい RAID レベルを選択するにはラジオボタンをクリックします。

  2. 続行 をクリックして次の画面に移るか ウィザードの終了 をクリックしてキャンセルします。

Storage Management からこのタスクを検出するには次のようにします。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. 仮想ディスクウィザードの作成に進む をクリックします。

  5. 詳細設定ウィザードへ進む をクリックします。

仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 2/4)

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

この画面では、仮想ディスクを作成するディスクを選択することができます。この画面に表示される項目は、「仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 1/4)」で選択した内容によって異なります。

メモ:複数のチャネルを持つコントローラの場合、チャネル冗長の仮想ディスクを作成することができます。詳細は、「チャネル冗長性とサーマルシャットダウン」を参照してください。

選択された RAID レベルと仮想ディスクのサイズによって、この画面に仮想ディスクの設定に使用できるディスクとコネクタ (チャネルまたはポート) が表示されます。

次に表示例を一例示します。

コネクタ 0

画面のコネクタセクションには、コントローラのコネクタと各コネクタに接続されているディスクが表示されます。仮想ディスクに含めるディスクを選択します。この例では、コントローラには 1 つのコネクタと 5 つのディスクがあります。

選択した物理ディスク

画面の物理ディスクの [選択] セクションには、選択されたディスクが表示されます。この例では 2 つのディスクが選択されています。

各 RAID レベルには、選択しなければならないディスク数について特定の要件があります。RAID 10 と 50 にも、各ストライプまたはスパンに含まれるディスク数に関する規定があります。正しい選択をしないうちに続行をクリックすると、ポップアップメッセージが表示され、正しい選択をするための追加情報が表示されます。

ディスクを選択したら、続行 をクリックします。仮想ディスクをキャンセルするには、ウィザードの終了 をクリックします。前の画面に戻って選択内容を変更するには、前のページに戻る をクリックします。

仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 3/4)

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

この画面を使用すると、仮想ディスクのアトリビュートを選択できます。これらのアトリビュートには、名前、サイズ、読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシーが含まれています。コントローラと前回の仮想ディスク選択によって、この画面に表示される項目が異なります。

次の操作を行ってください。

  1. 名前 テキストボックスに仮想ディスクの名前をタイプします。

仮想ディスク名には、英数字文字、スペース、ダッシュ、および下線のみを使用できます。名前の最大の長さはコントローラによって異なります。ほとんどの場合、15 文字が最大の長さになります。また、名前はスペースで始まることも、終わることもできません。

仮想ディスクにはそれぞれ固有の名前を指定するようお勧めします。同じ名前の 仮想ディスクがあると、アラートが生成された際に、どのディスクかの 見分けがつきにくくなります。

メモ: CERC SATA1.5/2s コントローラでは、連結仮想ディスクに名前を指定することはできません。連結仮想ディスクはディフォルト名で作成されます。
  1. サイズテキストボックスには、選択された RAID の設定に応じてデフォルトの仮想ディスクのサイズが表示されます。異なるサイズを指定することができます。仮想ディスクのサイズは、サイズ テキストボックスの最小値と最大値の間の範囲である必要があります。場合によっては、仮想ディスクのサイズは指定したサイズよりも多少大きくなります。仮想ディスクの作成ウィザードで仮想ディスクのサイズが大きくなると、物理ディスクの使用できない容量部分が作られてしまう状況を避ける事ができます。

メモ: CERC SATA1.5/2s コントローラまたはクラスタ構成にあるコントローラに仮想ディスクを作成する場合、最大仮想ディスクサイズを指定する必要があります。
  1. ストライプサイズ ドロップダウンメニューからストライプサイズを選択します。ストライプサイズは 1 つのディスクで各ストライプが使用する容量を指します。詳細は、「RAID とは?」を参照してください。

  2. 読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシーを選択します。これらの選択は、コントローラによって異なります。詳細は、「RAID コントローラの読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシー」を参照してください。

メモ:読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシーは、CERC SATA1.5/2s コントローラではサポートされていません。バッテリを備えてないコントローラでの書き込みポリシーのサポートには 制限があります。詳細は、「書き込みポリシー」を参照してください。キャッシュポリシーは、バッテリがないコントローラではサポートされていません。詳細は、「RAID コントローラの読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシー」を参照してください。
  1. 続行 をクリックして次の画面に進むか、ウィザードの終了 をクリックしてキャンセルします。前の画面に戻って選択内容を変更するには、前のページに戻る をクリックします。

仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード(手順 4/4)

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

この画面には、作成中の仮想ディスクのアトリビュートが表示されます。これまでに行った選択内容が画面に表示されます。

次の操作の 1 つを実行します。

仮想ディスクタスク:再設定(手順 1/3)

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

再設定 タスクを使用すると、仮想ディスクの設定を変更できます。このタスクを使用すると、 RAID レベルを変更し、仮想ディスクのサイズを大きくするには、物理ディスクを追加します。コントローラの中には、物理ディスクを取り外せるものもあります。

仮想ディスクの再設定を続行する前に、「仮想ディスクの再設定用の開始およびターゲット RAID レベル」「RAID レベルと連結の選択」に記載の情報をよく理解しておいてください。

メモ:クラスタモードで作動しているコントローラでは仮想ディスクを再設定することはできません。
メモ: PERC 5/E コントローラには、64 以上の仮想ディスクは作成できません。この制限数 に達すると、コントローラでの仮想ディスク の再設定は何も行なえなくなります。
メモ: Linux では、オペレーティングシステムのあるコントローラについて再設定をする場合、その再設定が完了するまで、システムパフォーマンスは 非常に遅くなります。
メモ:詳細は、「PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、4e/Si、4e/Di、CERC ATA100/4ch、PERC 5/E、PERC 5/i、および SAS 5/iR コントローラの仮想ディスクに関する注意事項」を参照してください。本項には、これらのコントローラ上にある仮想ディスクの再設定にも適用できる 注意事項が含まれています。

仮想ディスクの再設定(手順 1/3)

  1. 仮想ディスクに含める物理ディスクを選択します。追加物理ディスクを追加して、仮想ディスクの容量を拡大できます。コントローラの中には、物理ディスクを取り外せるものもあります。

物理ディスクの選択に加えた変更は、選択された物理ディスク 表に表示されます。

メモ:複数のチャネルを持つコントローラの場合、チャネル冗長の仮想ディスクを作成することができます。詳細は、「チャネル冗長性とサーマルシャットダウン」を参照してください。
  1. 続行 をクリックして次の画面に移るか ウィザードの終了 をクリックしてキャンセルします。

Storage Management からこのタスクを検出するには次のようにします。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. 使用できるタスク ドロップダウンメニューから 再設定 を選択します。

  5. 実行 をクリックします。

仮想ディスクタスク:再設定(手順 2/3)

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

この画面では、再設定した仮想ディスクの RAID レベルとサイズを選択できます。

仮想ディスクの再設定(手順 2/3)

  1. 仮想ディスクの新しい RAID レベルを選択します。使用できる RAID レベルは、選択された物理ディスク数とコントローラによって異なります。次に使用可能な RAID レベルについて説明します。

  2. サイズ テキストボックスに再設定した仮想ディスクのサイズをタイプします。最小 / 最大許容サイズが サイズ テキストボックスに表示されます。これらの値によって、「仮想ディスクタスク:再設定(手順 1/3)」で選択した物理ディスクを追加、または取り外した後の仮想ディスクの新しい容量が表示されます。

メモ: CERC SATA1.5/2s コントローラでは、仮想ディスクの最大サイズを指定する必要があります。
メモ: PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、 4e/Si、4e/Di、および CERC ATA100/4ch コントローラでは仮想ディスクサイズを変更または再設定することはできません。
  1. 続行 をクリックして次の画面に移るか ウィザードの終了 をクリックしてキャンセルします。

仮想ディスクタスク:再設定(手順 3/3)

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

この画面では、仮想ディスクの再設定を完了する前に変更を確認できます。

仮想ディスクの再設定(手順 3/3)

  1. 変更を確認します。新しい仮想ディスク設定 表には、仮想ディスクに加えた変更が表示されます。前の仮想ディスク設定 には、再設定前の元の仮想ディスクが表示されます。

  2. 終了 をクリックして仮想ディスクの再設定を完了します。元の仮想ディスクを変更せずに終了するには、ウィザードの終了 をクリックします。

メモ:一部のコントローラで再設定中に再スキャンを実行 すると、仮想ディスク設定と物理ディスク状況が正しく表示されなくなります。たとえば、仮想ディスクの RAID レベルの変更が表示されず、仮想 ディスクに追加された物理ディスクの状況がオンラインの代わりに準備完了 と表示される場合があります。

PERC 3/Si、3/Di および CERC SATA1.5/6ch コントローラで RAID 1 再設定に連結する際の注意事項

PERC 3/Si、3/Di または CERC SATA1.5/6ch コントローラで連結仮想ディスクを RAID 1 に再設定する場合、再設定した仮想ディスクが再同期中状態と表示されることがあります。連結仮想ディスクから RAID 1 に再設定すると、データは単一の連結ディスクから RAID ミラーにコピーされます。コントローラはこの操作をミラーの再同期と同じに見なすため、再同期状況と表示されることがあります。

仮想ディスクの再設定中にコントローラの再スキャンを実行しても、再同期状況と表示されることがあります。

仮想ディスクに再同期状況と表示されている間、「整合性チェックの一時停止」「整合性チェックのキャンセル」タスクが使用できます。再同期状況中に仮想ディスクでこれらのタスクを実行すると、仮想ディスクが失敗した冗長性の状況になります。

フォーマットおよび初期化:低速および 高速初期化

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

フォーマット または 初期化 タスクを使うと、仮想ディスクの設定を変えずにファイルを消去し仮想ディスクのファイルシステムを削除します。仮想ディスクをフォーマットまたは初期化すると仮想ディスク上のすべてのデータは破棄されます。ブートパーティションが仮想ディスクにある場合、フォーマット操作を行うとこれも破棄されます。

コントローラには、高速または低速初期化のための BIOS 設定があります。この場合、初期化 タスクは BIOS で指定された初期化 (高速または低速) のタイプによって実行されます。

他のコントローラには、コントローラタスク ドロップダウンメニューに使用できる 高速初期化 および 低速初期化 タスクがあります。詳細は、「高速初期化の注意事項」および「低速初期化の注意事項」を参照してください。

メモ: Linux システムでは、マウントされたボリュームを含む仮想ディスクをフォーマットすることは できません。

フォーマットの注意事項

フォーマットタスクは、PERC 3/Si、3/Di、および CERC SATA1.5/6ch コントローラに適用します。フォーマットが開始されたら、キャンセルすることはできません。

初期化の注意事項

初期化タスクは PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、4e/Si、4e/Di、および CERC ATA100/4ch コントローラに適用されます。

これらのコントローラには、初期化のキャンセル機能とバックグラウンドの初期化機能もあります。詳細は、「フォーマット、初期化、低速および高速初期化」および「PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、4e/Si および 4e/Di コントローラのバックグラウンドの初期化」を参照してください。

メモ: PERC 3/SC、3/DCL、3/DC、3/QC、4/SC、4/DC、4e/DC、4/Di、4e/Si、4e/Di、および CERC ATA100/4ch コントローラでの高速初期化は、大変速く実行されるので仮想ディスクの状態に [初期化中] と表示されない場合があります。コントローラ BIOS を使って初期化設定を変更します。

高速初期化の注意事項

高速初期化 タスクを使用して仮想ディスクにあるすべての物理ディスクを初期化します。高速初期化 タスクは、物理ディスクのメタデータをアップデートして、ディスクに今後の書き込み操作を使用できるようにします。初期化では、物理ディスク上の情報が消去されてないので迅速に終了しますが、物理ディスク上の情報は今後の書き込み操作で上書きされます。

メモ:高速初期化を実行中は在存するデータにはアクセスできません。このタスクは データ破壊になるので注意してください。

低速初期化 タスクと比較した場合、高速初期化 タスクには以下の利点があります。

物理ディスクまたは不良ディスクブロックの問題を検知したら 低速初期化 タスクを実行して、不良ブロックのリマップや全てのディスクブロックをゼロに書き込みます。

低速初期化の注意事項

低速初期化 タスクを使用して仮想ディスクにあるすべての物理ディスクを初期化します。低速初期化 タスクは物理ディスク上のメタデータをアップデートおよびファイルシステムと座依存するデータを消去します。

物理ディスクの問題または不良ディスクブロックを検知した場合、高速初期化 タスクと比較して、低速初期化 タスクを使用します。低速初期化 タスクは remaps 不良ブロックのリマップや全てのディスクブロックをゼロに書き込みます。

低速初期化 タスクは一度に 1 つの物理ディスクを初期化します。各物理ディスクには、初期化中に [クリア] 状況が表示されます。物理ディスクが [クリア] 状況にある間は、クリアのキャンセル 物理ディスクタスクを使用できます。物理ディスクで クリアのキャンセル タスクを実行すると、仮想ディスク全体およびすべてのメンバーの物理ディスクに対して 低速初期化 タスクがキャンセル されます。詳細は、「物理ディスクのクリアおよびクリアのキャンセル」を参照してください。

ディスクのフォーマットまたは初期化

ディスクのフォーマットまたは初期化

  1. フォーマットまたは初期化によって破棄される仮想ディスクを確認し、重要なデータが失われないことを確かめます。画面下部の 点滅 をクリックすると、仮想ディスクに含まれる物理ディスクが点滅します。

  2. どのタスクで初期化をするかが決定したら、以下のボタンをクリックします。

仮想ディスクをフォーマットまたは初期化しないで終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。

Storage Management からこのタスクを検出するには次のようにします。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. どのタスクで初期化をするかが決定したら 使用できるタスク ドロップダウンメニューから 1 つを選択します。

  5. 実行 をクリックします。

仮想ディスクタスク:削除

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

仮想ディスクを削除すると、ファイルシステムや仮想ディスクに存在するボリュームなどすべての情報が破棄されます。

仮想ディスクを削除するには次のようにします。

仮想ディスクに含める物理ディスクを特定するには、点滅 をクリックします。物理ディスクの LED ライトが 30 〜 60 秒点滅します。

仮想ディスクを削除する場合、次の注意事項が適用されます。

Storage Management からこのタスクを検出するには次のようにします。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. 使用できるタスク ドロップダウンメニューから 削除 を選択します。

  5. 実行 をクリックします。

仮想ディスクタスク:名前の変更

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

仮想ディスクの名前の変更機能を使用すると名前を変更できます。仮想ディスクの番号付け規則に変更はありません。

お使いのコントローラによって、コントローラ BIOS に関して異なる注意事項があります。

メモ: CERC SATA1.5/2s コントローラの連結仮想ディスクでは、名前の変更タスクは使用できません。

仮想ディスクの名前を変更するには次のようにします。

  1. テキストボックスに新しい名前を入力します。

  2. 名前の変更 をクリックします。仮想ディスクの名前を変更しないで終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。

Storage Management からこのタスクを検出するには次のようにします。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. 使用できるタスク ドロップダウンメニューから 名前の変更 を選択します。

  5. 実行 をクリックします。

仮想ディスクタスク:ポリシーの変更

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

ポリシーの変更 タスクを使用すると、仮想ディスクの読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシーを変更できます。詳細は、「RAID コントローラの読み取り、書き込み、およびキャッシュポリシー」を参照してください。

仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはキャッシュポリシーを変更するには、次の操作を行います。

  1. 読み取りポリシー書き込みポリシー、および キャッシュポリシー ドロップダウンメニューから新しいポリシーを選択します。

  2. 変更の適用 をクリックします。仮想ディスクポリシーを変更しないで終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。

メモ:クラスタモードでは、PERC 3/DC コントローラではライトスルーキャッシュのみを使用できます。

Storage Management からこのタスクを検出するには次のようにします。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. 使用できるタスク ドロップダウンメニューから ポリシーの変更 を選択します。

  5. 実行 をクリックします。

ミラー分割

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

ミラー分割 タスクを使って、元来 RAID 1、 RAID 1-連結、または RAID 10 仮想ディスクとして設定されたミラーデータを区切ります。RAID 1 または RAID 1-連結ミラーを分割すると、連結された非冗長仮想ディスクが 2 つ作成されます。RAID 10 ミラーを分割すると、 RAID 0(ストライプ)非冗長仮想ディスクが 2 つ作成されます。この操作中にデータが失われることはありません。

メモ:ミラー分割タスクは CERC SATA1.5/2s コントローラではサポートされていません。
メモ: PERC 3/Si、PERC 3/Di、および CERC SATA1.5/6ch コントローラの RAID 1 連結仮想ディスク でミラー分割を行うと、それ以上変更ができない連結仮想ディスクが作成 されます。できあがった連結仮想ディスクを再設定したりディスクを追加することはできません。RAID 1 仮想ディスクでミラー分割を行うと、連結仮想ディスクを RAID 1 仮想ディスクに再設定することができます。RAID 1 仮想ディスクの再設定を済ませたら、さらに再設定を行う こともできます。連結仮想ディスクに関連する情報の詳細は、「仮想ディスクの 物理ディスク数」および「PERC 3/Si、3/Di、CERC SATA1.5/6ch および CERC SATA1.5/2s コントローラでの連結仮想ディスクの物理ディスク制限の拡張」を参照してください。
メモ: PERC 3/Si、PERC 3/Di または CERC SATA1.5/6ch コントローラでは、失敗した冗長性状況にある RAID 1 仮想ディスクまたは動的仮想ディスクを使用する操作をサポートしていません。
メモ: Linux の場合、ミラー分割をマウントされた仮想ディスクで行うことはできません。ミラー分割は 起動ドライブを実行できないためです。

ミラーを分割するには、次の操作を行います。

ミラー分割 をクリックします。ミラーを分割しないで終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。

注意:ミラー分割操作を実行した後では、仮想ディスクは冗長でなくなります。

Storage Management からこのタスクを検出するには次のようにします。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. 使用できるタスク ドロップダウンメニューから ミラー分割 を選択します。

  5. 実行 をクリックします。

関連情報

ミラー解除

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

ミラー解除 タスクを使ってミラーデータを区分し、ミラーの半分を空き容量に復元します。RAID 1 または RAID 1-連結仮想ディスクをミラー解除すると、非冗長の連結仮想ディスクは 1 つになります。RAID 10 仮想ディスクをミラー解除すると、非冗長 RAID 0(ストライプ)仮想ディスクは 1 つになります。この操作中にデータが失われることはありません。

メモ:ミラー解除タスクは CERC SATA1.5/2s コントローラではサポートされていません。
メモ: PERC 3/Si、PERC 3/Di、および CERC SATA1.5/6ch コントローラの RAID 1 連結仮想ディスク でミラー解除を行うと、それ以上変更ができない連結仮想ディスクが作成 されます。できあがった連結仮想ディスクを再設定したりディスクを追加することはできません。RAID 1 仮想ディスクでミラー解除を行うと、 連結仮想ディスクを RAID 1 仮想ディスクに再設定することができます。 RAID 1 仮想ディスクの再設定を済ませたら、さらに再設定を行う こともできます。
メモ: PERC 3/Si、PERC 3/Di、または CERC SATA1.5/6ch コントローラで動的仮想ディスクを使用する場合には、この操作を実行できません。
メモ: Linux の場合、ミラー解除をマウントされた仮想ディスクで行うことはできません。

ミラー解除するには、次の操作を行います。

ミラー解除 をクリックします。ミラーを分割しないで終了するには、仮想ディスクページに戻る をクリックします。

注意:仮想ディスクは現在冗長性がありません。

Storage Management からこのタスクを検出するには次のようにします。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. 使用できるタスク ドロップダウンメニューから ミラー解除 を選択します。

  5. 実行 をクリックします。

関連情報

専用ホットスペアの割り当てと割り当て解除

この機能に対応するコントローラについては、「付録:対応機能」を参照してください。

専用ホットスペアは、単一の仮想ディスクに割り当てられた未使用のバックアップディスクです。仮想ディスクの物理ディスクが失敗すると、ホットスペアが有効になって失敗した物理ディスクと置換されるため、システムが中断したり介入する必要がありません。

サイズ要件などのホットスペアに関する情報は、「ホットスペアを持つ仮想ディスクの保護」 を参照してください。コントローラ BIOS を使用して RAID 10 および RAID 50 仮想ディスクの作成する注意事項は、「専用ホットスペアの注意事項」を参照してください。

メモ: CERC SATA1.5/2s コントローラは専用ホットスペアをサポートしません。

専用ホットスペアの割り当て方法

  1. 専用ホットスペアとして使用するディスクを コネクタ (チャネルまたはポート) 表から選択します。コントローラによっては、複数のディスクを選択できる場合もあります。専用ホットスペアとして選択したディスクは、専用ホットスペアとして現在設定されているディスク 表に表示されます。

  2. 準備ができたら 変更の適用 をクリックします。

専用ホットスペアの割り当て解除方法

  1. 専用ホットスペアとして現在設定されているディスク 表内のディスクをクリックし、割り当てを解除します。ディスクをクリックすると、専用ホットスペアとして現在設定されているディスク 表からディスクが削除され、コンネクタ (チャネルまたはポート) 表に戻ります。

  2. 準備ができたら 変更の適用 をクリックします。

Storage Management からこのタスクを検出するには次のようにします。

  1. ストレージ ツリーオブジェクトを展開して、コントローラオブジェクトを表示します。

  2. コントローラオブジェクトを展開します。

  3. 仮想ディスク オブジェクトを選択します。

  4. 使用できるタスク ドロップダウンメニューから 専用ホットスペアの割り当て または 専用ホットスペアの割り当て解除 を選択します。

  5. 実行 をクリックします。


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